少しまとめてみました(強化・強化子)

  さて、少し復習となりますが、行動が強まることを強化と言い、その行動を強めた結果を強化子と言うことはお分かり頂けたでしょうか。例を示しますと、

         

 <例1.大人から注目して欲しいトモ君の場合>   

   注目してほしい → 授業中に大声で叫ぶ → 先生から注意(注目)される

        A              B                 C

 という流れが成り立つと思います。つまり、トモ君にとっては、Cの「先生から注目される」 というプラスな結果(強化子)」によって、その前のBの「授業中に大声で叫ぶ」という行動が強められてしまったという訳です。

 

 <例2.算数プリントを自分から始めるようになってヒデ君の場合>

     算数プリントの宿題がでる → 自分から始める → 好きなシールを貼って

                                       貰える

        A                    B                C

 

この例ですと、ヒデ君は「好きなシールを貼って貰える」というプラスな結果(強化子)によっ て、その前のBの行動が強められた(強化)という流れになります。このように、「良い結果が得 られると、その結果につながる行動が増える」という仕組みは、特別なものではなく、むしろ日常的なもの だと思われます。私達も、もし「給料が貰える」という良い結果がなければ、「働く」 という行動も維持できないかと思います。もちろん、プラスな結果(強化子)には、給料だけで な く、「やりがい」「人間関係」などもあると思いますが、私自身を振り返ってみると「給料」が持つ強化子としての力はやはり非常に大きいので、、、現実はなかなか厳しいですね。

 

                                             北村 龍二