予定を教えて貰えることの重要さ

 個人的なことで申し訳ないのですが、私は父親の仕事の都合で何度か転校をしたことがあります。そして、今回は、「事前に予定を教えて貰えてたら・・」と強く感じた体験をお伝えしたいと思います。あれは小学4年生位だったと思うのですが、私は海辺の町から比較的都心に近いベッドタウンの小学校へと転校をしました。そして、いつものように全校集会で転入の挨拶をして新しいクラスに向かうと、親切なクラスメートが「次の時間は体育館に行くよ」と教えてくれました。私は、「体育館で運動でもするのかな?」と思って級友について行き、ごくありふれた体育館へと到着したのですが・・・体育館に入ると何故かカーテンが閉められ、電気も消されてしまいました。そして、急に真っ暗になった為に訳が分からず戸惑っていた私の耳に、大音量の「星屑のステージ(チェッカーズ)」が流れてきたかと思うと、そのメロディーに合わせて数百人の児童がユラユラと身体を揺らし始めたではありませんか!今思うと、「何か行事の練習だったのだろう」と冷静に考えられるのですが、その時は転校初日の緊張もあってか、まるで、「悪魔崇拝の集団の中に急に放り込まれたようなショック」を受けたことを覚えています。事前に、「ひとこと」言ってくれたらあんな思いはしなくても済んだのですが・・・よく発達に苦手さを抱えるお子さんには「スケジュールを伝えてあげると良い」と言いますが、もしかしすると見通しが分からない時の大変さは私が感じたあのショックに似ているのかなと感じる時もあります・・・ちょっと無理やりこじつけてみました。

 

                                          北村 龍二